感覚統合療法について(娘)

感覚統合療法について

3歳の娘は重度の感覚過敏・感覚鈍麻のため、療育に週3回通っているのですが

感覚統合の療育をメインに行っています。

その療育の内容と、その中でも特に効果を感じたものをお話ししたいと思います。

感覚統合とは?

私(母)が読んでいる「保育者が知っておきたい発達が気になる子の感覚統合」(木村順 著)によると

感覚統合とは「脳の中に流れ込んでくるさまざまな感覚情報を『交通整理』する働き」だそうです。

実際の道路での、信号機・道路標識などで車や歩行者を交通整理しているイメージで

考えるのだそうです。

自閉スペクトラム症などで、この感覚統合がうまく働かないと適応力につまずきが現れるそうです。

つまずきは4種類に分けられるそうで

①コミュニケーションスキル・・・意図理解力、自己表現力

②行動スキル・・・注意力、問題解決力など

③アカデミックスキル・・・読み書き計算、思考能力

④モータースキル・・・全身運動、手先の巧緻動作

難しいですね・・・(-_-;)

要するに・・・

●ASD(自閉スペクトラム症)の子と言葉のキャッチボールが出来る!

●ADHD(注意欠如・多動症)の子の注意力アップ!

●LD(学習障害)の子のレベルアップ!

に役立つのが、感覚統合で、その療育を感覚統合療法と呼んでいる

という感じかなと思っています(*´з`)

感覚統合療法とはどのような事をするのか?

感覚統合には、色んな物に触れたり、色んな場所で体感的に感じる事が大切だそうです。

そのため、療育でも折り紙を破いて糊で貼ったり

積み木で遊んだり、トランポリンで遊んだり室内ブランコで遊んだりと

色んな楽しい事をしながら五感を刺激する、という感じです。

おうち療育(屋外)の場合

基本的には療育に通う中で、「あ、これいい感じ!」と思ったものを

うちにある身近な材料で行う感じです。

ただ、娘は感覚過敏がひどいので、療育のない日に行うことが多いです。

(刺激が多いと癇癪・夜泣きの原因になってしまうので、本人の適度な感じでという感じです。)

娘の場合、同じ年の子どもが苦手なので公園で遊べません。

そのため、今の時期だと色々な色の落ち葉を集めて

「これが赤色~これが茶色~これが黄色~」を色で遊んだ後

ビリビリ破いて(上の画像)遊びます。

折り紙を破くのは指先の力が必要で、まだ中々出来ないのですが

落ち葉は簡単に破けるのでおすすめです(*^_^*)♪

おうち療育(室内)の場合

室内だと、100均で買ったスライムやスライム粘土・

毛糸など、色んな触感の物を揃えています。

シリコンの食器洗い?なども適度にチクチクしているので

よくにぎにぎして遊んでいます。

まとめ

感覚統合療法と難しい言葉を使っているけれど

実際は色んなパパママが遊びの中で行っていることが

多いのかなと思います。

療育で一番言葉が出るようになったな~効果があるみたい!と

思ったのは、フラッシュカードでした。

おうちでやると絵カードなどを、名前を言いながら

めくる感じなのですが、地味にきついです(笑)

でも、本当によく話すようにはなりました。

(何を話しているかは分からないですが(^_^;))

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