先日主人と話し合い、学校に相変わらず５分～１時間ほどしか
行けない息子が、少し前向きになって頑張れるようにと
以前からほしがっていたゴールデンハムスターを購入しました。
ADHDの息子はケースを開けたくて開けたくてソワソワソワソワ・・・
ただ、店員さんに飼い方を教えてもらい一緒に聞いたのですが、
「２，３日は構わないでそっとしておいてくださいね」との事。
事前に色んな人にハムスターを買おうか迷っているという
お話をしている中で
「ハムスターは脱走すると中々見つからなくてしばらくすると
ミイラで発見したりするから気を付けて～」と言われており、
息子にもそれを伝え『しばらくは一緒にいる時以外はケースを開けないように』と
話していました(；ﾟДﾟ)
安らぎの時間に事件は起こる・・・
ハムちゃんが夜型のため、つい夜更かししてしまい、
主人が仕事に出た後で遅めのシャワーを浴びていました。
すると息子が予告なくガラッと扉を開けました。
号泣していました。
母「ん？どうした？」
息子「ぼく、もう死ぬ！」
母「は？どうしたん？」
息子「ハムスターがいなくなった～(‘Д’)！」
母「は！？なんで？開けたん？」
息子「ぼくもう出ていく！」
母「逃げてるならドア開けないよー！」
と、玄関に向かう息子を追いかけながらバスタオルを取ると
カタンと音がしました。
ん？と下を見ると、なんと包丁が・・・Σ(ﾟдﾟlll)
母「は！？包丁？あなたが持って来たん？」
息子「ぼくもう死んだ方がいいんだ～！」
母「いやいやいや、落ち着こう！」
とリビングに行くと、空き巣か！？と思うほど
色々な物が破壊・散乱していました。
（マジっすか・・・Σ(￣ロ￣lll)）と思いつつ
母「どこら辺に行ったか分かる？」と聞くと
息子「ここら辺・・・」と指さした所に
ちょうどピョコっとタイミングよく現れ
あっけなく捕まりました。
その後・・・
息子「ぼく今日一日中庭で立ってる。」という息子に
母「とりあえずお茶でも飲んで落ち着こうか。」と
お茶を飲ませ背中をポンポンしながら、まずは
母「怖がらせすぎたね、ごめん。」と
謝りました。
母「もう大丈夫だからね。ただ、どうしていない時に開けたん？」
息子「触りたかったんだもん。」
母「あんまり来てすぐにストレスかけたらダメだよ～」という話しから
母「ママね、あなたが包丁を持ち出したことにすごくビックリしたし
悲しかったよ。」
息子「・・・。」
母「包丁とか刃物は、自分ももちろん危ないけど、周りにいる妹ちゃんや
止めようとするママもケガする物なんだよ。危ない物なの。
色んな場所に持って行っていい物じゃないんだよ。分かる？」
息子「うん・・・。でもぼく大事なハムスターを逃がしてしまって死にたくなったんだ。」
母「大事に思う気持ちは大切だけど、ママとパパはあなたを大切に
思ってるから、元気になってほしくて買ってあげたんだよ。
それでそんな事をしたらパパもママも悲しいよ？」
息子「うん、ごめん。」
という、
息子が刃物を持ち出すという経験をしてしまいました。
自分の中では、ニュースなどで刃物を持ち出すのを
別次元の話だと思っていたため、まさか７歳の息子が
そんな危険な物を自分を傷つけるために持ち出すとは思っておらず
大きなショックを受けました。
自分が息子の性格や本質を知っていてあげられていなかったと
自分を責めていたのですが・・・
昨日の学校の個人面談で息子の自己肯定感が低い事について
担任の先生に
「下の子の事もあって忙しいとは思いますが、ほめる育児をしてあげて
ください」と言われ、
自分のせいでこんなにも自己肯定感が低いのかと
さらにショックを受けました。
めちゃくちゃほめて撫でくり回す育児をしているつもりなのですが・・・(*´з`)
ただ、息子自身はハムスターをお迎えしてから
「がんばって帰ってきたらハムちゃんと遊ぶんだ♪」と
色んな人に言っており、今の所買って良かったのかなと思っています。
本人曰く
『いっぱい泣いて騒いで、すっきりした(^▽^)/』だそうです・・・(=ﾟωﾟ;)ﾉ
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