3歳自閉症感覚過敏の娘の初遠足と初体操服

登園・登校について

先日、3歳の娘が登園2日目にして初めての親子遠足に行きました。

親子遠足は母子同伴で現地集合・現地解散、1時間半~2時間ほどで

終了するため、行けるかなぁと・・・安易に考えていました。

その日は土曜日、お兄ちゃんの学校が休みで1日放デイの日だったのですが

遠足の集合時間が朝早すぎたため、お兄ちゃんも途中まで参加する事になりました。

朝の支度

感覚過敏の酷い娘は、その日は体操服に赤白帽子、ゼッケンの付いたビブスに

運動靴を履かなければなりません・・・(*_*;

いつもの私服はなるべく自分で脱いでしまわないようワンピースなどを

着せるのですが、体操服はとっても自分で脱ぎやすいのですね(;^ω^)

脱いで着せてを何回も何回も繰り返しました。

さらにカシャカシャ素材のビブスを・・・発狂していました・・・。

もちろん「わぁ~かわいい~似合う~♪」など、思いつく限りの誉め言葉を

言い続けますが、母は申し訳ない気分でいっぱいです(>_<)

ただ、お兄ちゃんが「行くよ~!よ~いどん!!」と気分を逸らさせて

くれたり、お兄ちゃんの存在は偉大です(‘ω’)ノ°˖✧˖°

現地に到着後~お兄ちゃんが放デイに行くまで

しばらくは先生にご挨拶したり、多動なお兄ちゃんと一緒に

楽しく広い公園を走り回っていました。

集合がかかって、準備体操が始まっても

(全学年だったので同じくらいの年のお子さんが沢山いても)

お兄ちゃんと一緒に楽しそうに体操・・・というよりお兄ちゃんの動きをマネる

感じで、ピョンピョンしていました。

『あれ?意外と普通に過ごせてる・・・少しずつこの子も成長しているのかも』と

嬉しい予想外に浸っていました。

すると放デイからお迎えに来ましたのお電話が・・・。

(現地までお迎えに来てくださって、とっても助かりました(:_;))

お兄ちゃんが行ってしまうタイミングと、各クラスに分かれて~の

タイミングがほぼ同じでした。

お兄ちゃんが2,3m離れた所で既に「お兄ちゃんに会いたい・・・」と

娘の魔のスイッチが入ってしまいましたΣ( ̄ロ ̄lll)

クラスでの自己紹介と催し事の時の様子

入園式は全学年合同だったため、各クラスに分かれて

クラスのお母さん・お父さんとは初めてでした。

そのため、丸くなって自己紹介と、先生が事前に用意されていた

クジ箱の中の質問に答える、というスタイルで一人ずつ話していきました。

(娘がこの時すでに泣きわめいていて、なんとなく先生がそんな感じの

説明をしているのかな?という状態でした・・・)

既に暴れていて輪からは少し下がっていたため、先生が気を利かせてくれたのか、

とばして最後に自己紹介を振りました。

娘はその日、見える所にヘルプマークを付けて行きました。

今までお兄ちゃんの時に初対面の保護者さんにも色々言われた経験があったため、

自閉症やあまり登園できない件は、そのヘルプマークで察してほしいスタイルにしました。

自己紹介では、私自身人前で話そうとすると緊張しすぎて声が震えたりするため

簡潔に必要最低限の内容にしました。

先生の持ったクジ箱の中の質問は

【お子さんの好きなところはどこですか?】と書いてありました。

ギャン泣きして暴れる娘を羽交い締めにしながら

『好きなところ・・・?』

ぶっちゃけそれどころではなかったし、イライラしているタイミングだったので

すごく「あぁ~えっと・・・難しいですね・・・」とつい正直に・・・

先生が近距離で苦笑いされていて、すごく申し訳ない気持ちになりました(/ω\)

もっと気がきいたことが言えたらいいのに・・・。

その後は障害物リレーのような事をしていたのですが、

いよいよ娘がその場にいれる状態ではなくなってしまったので

木陰に移動しました。

人のいない距離まで来て少し落ち着いた娘に

お弁当用に持ってきた白おにぎりを「食べるー?」と見せると

ニッコリしてご機嫌になってくれました。

ひたすら白おにぎりをほおばり、機嫌の良い時にする

横揺れ?やくるくるするのを見ながら、遠くに見える同じ年のハズの

クラスの催し事に参加するお友達が、とても年上で立派に見えました(*´з`)

3歳だともう先生の説明を聞いたり、先生の言った事を理解して動く事が出来るんだ・・・。

今まで同じ年の子どもが苦手な娘に合わせて、療育なども個別でと言われ

グループに参加せずにここまで来たので、すごく自分の娘に申し訳ないような、

夜泣きしようが癇癪がひどくなろうが、もっと色んな経験をさせた方がいいんじゃないか

という葛藤が、また湧いてきました。

その度に、かかりつけの児童精神科医がおっしゃった

「本人のキャパをオーバーしているから夜泣きや癇癪に繋がるんですよ。

その状態で続けてもお互いのためにならないと思いますよ。」という言葉を

思い出し、自分は自分のやり方で育てて行かなきゃと

思い直してショボンしていました(/ω\)

その後

その後すぐ解散になったので、車に乗る前に

近くの自販機でアイスを買って気分転換をしました。

それから数日間癇癪・夜泣きの情緒不安定な日々が続いたのですが・・・

車に乗せた時に

「今日楽しかったねぇ~♪」という娘の言葉に救われた気持ちになった

母でした(*´з`)

(お兄ちゃんのセリフをマネている可能性大です・・・)


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