小1のお兄ちゃんは、3歳半検診で指摘を受け
その後発達支援センターに何度か通い、検査を受けたり
問診を受けたりを繰り返し、療育に辿り着いたのは
それから1年以上先でした。
「発達が遅れている」や「発達障害」などで検索すると
『なるべく早くに療育を始めた方が良い』と記載があるのに
なぜこんなにも療育までの道筋が遠いのかと
思った記憶があります。
その時も色んな人に息子について、色々な勝手な評価をされて
不安やイライラで検索魔になっていました。
中でも作業療法士さんに検査の際に、息子が嬉しい時に
ベロが出るクセを「犬みたいね。」と言われたことは
一生忘れないと思います・・・(-“-)
そんなこんなで、下の妹があれ?と思った際スムーズに、
なるべく色んな人に色んな事を言われずに
最短で療育を受ける方法を、区役所や発達支援センターなどに
聞きまくって調べたので、その時の方法をお伝えしたいと思います。
療育に辿り着くまでに1番目に必要な物
まず、我が子の発達が遅れているかも?と感じた時
1番に連絡する先は、発達支援センターではないです。(熊本市の場合)
発達支援センターは相談の予約を入れるのに4か月ほどかかることが多いです。
そこから何回も予約を取って相談や検査をしていると
あっという間に1年くらい過ぎてしまいます・・・(+_+)
1番に連絡する先は、区役所のすこやか相談(地域によっては
健康相談や子育て相談という名前)です。
また、最初の予約の電話の際に
「相談の初日に簡易的でも良いので検査をして、
療育に通える結果だったら意見書がほしい。」
と伝えます。(伝えていないと、日にちを待ったあげく
相談という名の世間話で終わってしまいますΣ(゚д゚lll))
療育に通うのに1番最初に必要な物は、この意見書です。
療育までの流れ(画像あり)
すこやか相談に日程の予約を入れたら、次に療育先と相談事業所を決めます。
相談事業所は療育先を決めて契約をする際に、計画書の作成や、
療育先との話をまとめてくれたり、(事業所によりますが)相談に乗ってくれたり
療育先が合わない場合にオススメの療育先を教えてくれたりします。
ちなみに相談事業所と療育先は、どちらもものすご~く
満員で手一杯だったりするので、
区役所の福祉課で事業所一覧をそれぞれもらい
相談事業所は家から近い所からガンガン電話で
「療育を始めようと思っていて相談事業所を探している」旨と、
空きがあるかを確認しまくります。(空きが見つかったら聞き取りの日程決め)
療育先は・・・どこでもいいわけではないと思うし、
場所によって運動に力を入れていたり、リトミック系、
感覚統合系など色々なタイプがあるので、近所で気になる所があれば
まずはそちらにお電話をして空きがあるかを確認し、
うちのように、運動系と感覚統合系など2か所通う場合には
ネットで『熊本市 療育 一覧』など検索したり、スマホのマップなどで
近くを探してみると良いかと思います。
画像に書き込みが多くすみません・・・。
意見書を発行してもらうのに福祉課との面談が必要なのですが、
療育先と相談事業所が決まってからでないと面談日を決める事すら
出来ませんΣ(゚д゚lll)
ちなみに療育に通えるのは1か月当たりの日数が決まっています。
熊本市では最大23日ですが、場所によっては月に1日しか出ない所も
あるそうです・・・。
熊本市は療育の日数が取れやすいようで、周りでも23日丸々持っている方が
多かったです。
3~5歳は無償化の対象、それ以下の年齢でも23日全部通っても
3000円くらいのようです。
療育先の見学と並行して行うと良い事
療育は何か所か見学されると分かりますが
母子同伴・母子分離・1時間程度で終わる・朝から昼過ぎまで預かり
など、色んなパターンがあります。
療育の内容と合わせて、詳しく聞き、自分のライフスタイルに合ったところを
見つけます。
それと並行して行った方が良いのが、
我が子を観察し、他の子と違う言動を箇条書きでも良いのでまとめる作業です。
発達支援センターに最初に電話した場合、何度かの相談という名の話し合い?
で、自分の子が人と違う所が見えてきます。
ただ、最短で療育にとなると、その工程がないため
自分でまとめておき、事あるごとにその紙をもとに話をすると
とても便利です。
内容は
〇偏食がひどい(〇〇しか食べない)
〇くるくる回ることが多い
〇急に奇声あげる
〇よく転ぶ
〇癇癪・夜泣きがひどい
〇こだわりについての詳細
などです。
それを持って福祉課の面談に臨むと時間短縮にもなります。
まとめ
この療育までの流れは、発達が気になり療育を考え出した時から
行うことは出来ますが、療育の空きが1番出来るのは4月からになります。
なので、とりあえず空いている中から療育を探して通うか、
4月から空きが出る予定の所に空き待ちをするかは選ぶ必要があります。
ただ、療育を通うのに不可欠な受給者証を持っていれば
スムーズに療育先と契約が出来る事は間違いないです。
初めての方は気になるかもですが、受給者証はその後の
本人の人生に刻まれることはないです。
持っていることを言わなければ分からないし、
使わなくなったら返却も出来ます。
(1年更新ですが・・・)
一家に一台とまでは言わないけれど、少しでも療育に通う敷居が低くなったらうれしいです。
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