前回娘の知的能力が気になり、療育手帳の申請という形で
知能検査をするとブログに記載していました。
検査まで3か月待ちだったため、療育手帳についてのブログの更新も
忘れたころに状態に・・・Σ( ̄ロ ̄lll)
ただ、区役所の職員の方によると現在は検査まで6か月待ちとの事でした(;´・ω・)
検査の前日~検査当日の様子
娘はもちろん検査をする事は分かっていないのですが
検査場所がウェルパル熊本の中にある『児童相談所』だったんです。
自分の中での児童相談所のイメージとしては、虐待や育児放棄などが
専門(←失礼でスミマセン・・・(/ω\))なので、とてもドキドキしていました。
何をドキドキしているのかというと、もちろん虐待の方ではなく
お風呂に中々入れないので、育児放棄しているように見られるんじゃないかという
心配です(>_<)
そのため、検査で頑張ってもらうのでキツイの承知で、前日にお風呂に入れました。
桶でお湯(熱いと痛がるので34度くらい)をそぉ~っとかけるのですが
「いやぁ~!いたいっ!こわいぃ~!」と浴室の角にしゃがみ込みガタガタおびえる娘。
「ごめんね~」と何度も言いながらダッシュで洗いました・・・。
と言っても暴れまくるので羽交い締めで時間がかかります。
もちろん痛がるのでスポンジやシャワーは使いません。
上がる頃にはお互いグッタリです(*´з`)
その後約一週間、お風呂の前日に幼稚園に少し連れて行ったことと、このお風呂を後悔するような
癇癪が続くとはその時の私はまだ知りません(;^ω^)
当日の様子・検査内容について
当日、本人はいつものように
「きょうなんするのー?(今日どこに行くの)」と聞いてきました。
私は何と答えれば伝わるか分からず
「今日はいつもの先生じゃない先生と遊ぶよ~♪」と答えました。
療育のような楽しいイメージを持っていた娘は
まず到着して児童相談所の階に着くと、私に赤ちゃん抱っこ(お姫様抱っこ?)を
求めてきました。相当不安そうでいつも持っている毛布を頭までスッポリかぶっていました。
担当の方が優しく話しかけても、個室に入るまでは「かえる・・・」と
怯えた様子でした。
ただ、5歳以下だったため母子同室で検査が出来た事と、療育で見たことのある
教材ばかりだったことで、お部屋に入って積み木などを見た瞬間
娘がやる気になってくれました(*^^)v
検査は【新版K式発達検査】を行いました。
検査はどこからスタートしたのか分からなかったのですが・・・
「お名前は?・何歳?・〇〇ちゃんは男の子かな?女の子かな?」
などから始まりました。
3歳検診の練習を色々な所でしていたため、お名前と年齢は言えたのですが、
その後分からない質問には全て「3さい」と答えていました・・・(;’∀’)
検査内容は、
●先生が作った積み木と同じ形を作ってみて
●2桁・3桁の数字を先生が言ったのを復唱する
●〇はどれ?△はどれ?□はどれ?など絵を指さす
●カップを大きい順に重ねていく
などを行っていました。その横で聞き取りだったのですが
妊娠中はどうでしたか?や、初めての寝返り・歩いた時期・初めて話したのはいつ
など、こまか~く聞かれました。
お兄ちゃんの療育を開始する際に、あまり覚えてなくて大変だったので
娘の時には、事あるごとに母子手帳に書き込むようにしていたので
スムーズに進みました。
ただ、隣りの検査が気になってそちらに見入ってしまい、何度も
聞き取りの方に質問を聞き返してしまいました・・・Σ(゚д゚lll)
新版K式発達検査の後と追加の検査について
検査・聞き取りが終了し、「15分ほどで検査結果が出ますが、待たれますが?」と
言われたので「待ちます」と伝えました。
その間は窓から見える路面電車やバス、トラックやゴミ収集車などを見ながら
キャッキャッとのんびり過ごしました。
思ったよりも早く来られて、まず数値を教えていただきました。
DQ(発達指数)は79との事でした。
「79だと軽度知的にも入らない数値なのですが、
熊本市の特例で【境界域特例】というものがあります。
その範囲にお子さんが入っていて、追加の検査があるのですが、その数値次第では
療育手帳が発行される可能性があります。」と言われました。
帰宅後調べた情報は以下になります。
●知能・発達の程度がIQ(DQ)76~85で、以下に掲げる要件を全て満たす場合に
B2とする。
ア 実生活等での能力に明確が遅れが認められる(S-M式社会生活能力検査で
SQが75以下等)。
イ 日常生活を送る上で、著しい困難が認められる。
ということで、S-M式社会生活能力検査を追加で受けました。
これは私の聞き取りのみでした。
ただ「え、本当にこれは3歳半の子のレベルですか?」と聞く場面もあるくらい
3歳半の子どもは自立しているようです、かなりショックを受けました(*_*;
検査結果のSQは40(1歳0か月相当)でした。
基準の75を大幅に下回る数値にとても驚きました。
お兄ちゃんがいつも「〇〇ちゃんはいつまでも赤ちゃんだ」という意味が
分かった気がしました。
検査の共有とその後の流れについて
検査結果が分かり、B2で療育手帳が発行されることがほぼ決定したのですが
療育先などで今後の療育に役立てるために、情報を共有したい旨をお伝えしました。
検査結果の用紙はいただけないけれど、ある程度の情報は書面にして頂くことが
出来るとの事で、承諾書?のような物にサインをしました。
その書面にした簡易的な検査結果は、
療育手帳が発行されるまで1か月~1か月半、それから1か月後くらいに
郵送して頂けるとの事でした。
ただ、当日の検査結果を踏まえて会議を開き、そこで本決定してから
療育手帳の発行準備に入るとこの事で、1週間後に本決定のお電話を頂きました。
情報を郵送する際も、発送したらお電話を頂けるとの事で安心しました。
検査結果に対する反応
検査結果に対する反応は人それぞれのようで・・・
主人に電話で流れと結果を話したところ
「そっか。よかったね!」と言われ「?」となりました(=゚ω゚)ノ
「知的はないってことだよね!」と。
「えぇ~そんな簡単な話じゃなくない?ボーダーだよ?これからの事を
考えると単純に喜べはしなくないかい?」と私は思ったのですが・・・。
実母にも「よかったじゃない!」と・・・(;’∀’)
受け止め方は人それぞれなのですね・・・。
7歳の自閉症・ADHDの息子は知的障害はなく、むしろ結構高めだったので
兄妹でこうもパターンが違うんだなぁと改めて思いました。
ただ、当初の予定通り、苦手な事などが早めに分かった事は
知れて良かったなと思いました。
また療育手帳については発行されてから記載したいと思います。
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